【マッチレポート】ラ・リーガ 第26節 Barcelona vs Getafe

バルセロナ カンプノウ

【試合前情報】
・2月22日夕方、バレンシアで大規模火災発生。 試合前に黙祷が行われる。
(グラナダ vs バレンシア戦は延期 )

・ラフィーニャは公式戦11試合ぶり、ジョアンフェリックス6試合ぶり先発
徐々に怪我人が戻ってきた!勝負所に向けてプラス材料

・チャンピオンズリーグではナポリに追いつかれ引き分け、ラリーガでも首位レアルと勝ち点差8と苦しい状況が続くバルサ。
対するヘタフェは10位につけており、前線からの強烈なプレスとセットプレーからの得点で独自のスタイルを築いている。
(シャビは嫌いそうだけど、こういうチームがあるのはリーガの魅力ですね)

前回の対戦では退場者3人、アディショナルタイムが16分近くになるなど荒れており、今回も激戦が予想される。
バルサとしては怪我人が復帰してくるなど明るい話題もあり、必ず勝ち点3を確保してプレッシャーをかけ続けたいところ!

【スタメン】
バルセロナ 4-3-3
FW: ジョアンフェリックス、レバンドフスキ、ラフィーニャ
MF: デヨング、クリステンセン、ギュンドアン
DF: カンセロ、アラウホ、クバルシ、クンデ
GK: シュテーゲン

ヘタフェ 4-5-1
FW: マジョラル
MF: ミジャ、グリーンウッド、リコ、マクシモビッチ、モリバ
DF: ジェネ、アルバレス、アルデレーテ、イグレシアス
GK:ソリア

【試合レポート 前半】
0分~10分
・予想通りヘタフェは前線から激しいプレス。デヨングのロストからグリーンウッドがシュートを放つ。
グリーンウッドはバルサが注目しているという報道もあり、就活としても目立っておきたいところ

・バルサはボールを持った時は3-2-5のような可変的フォーメーション。サイドバックがFWの高さまで上がってサイドに張る形。
ただし、ヘタフェのプレスにより後方からのビルドアップに苦戦。。。
2の部分にあたるクリステンセンとデヨングがなかなか抜け出せない。どうしてもブスケツがいれば、とよぎってしまう。

・バルサのコーナーキック時、ボックス内でのやり取りが激しすぎてなかなか再開出来ない場面も。
特にレバンドフスキはアルバレスから肘打ちを食らうなど厳しくマークされる。。。

・コーナーからラフィーニャの惜しいシュート。ニアに飛び込んで左足のアウトで流す。お洒落。

・珍しくシュテーゲンが複数回のキックミス。まだ本調子ではないかな?

10分~20分
・少し試合は落ち着き徐々にボール持てるように。持てる時間は持てる時間でアイディア不足を感じますね。
左サイドからカンセロが違いを生み出せそうなドリブルを見せる

・フェリックス、ラフィーニャの両ウィングが何本か斜めに良い抜け出しを見せる。
ヘタフェがディフェンスラインを高く設定しているので、一本良いパスが出れば決定機という予感。

・20分:ラフィーニャうまく抜け出しゴール!!!
その前からフェリックスと共に何本かフリーランを見せていたが、それが報われた得点。
クバルシからクンデへ渡し、クンデが縦一本のロングフィード。
高く設定されているヘタフェのDFラインをラフィーニャがうまく抜け出しし、GKとの一対一を左足で制してゴール。

20分~30分
・フェリクスは自身の就活のためにも点を取りたい。。。今日は得点チャンスと感じているのか裏抜けで1点取りたがっている。
ほほえましいが、惜しいシーンも数回あったのが決められず。。

・今季のバルサはこういうところでスムーズに追加点が取って突き放せない。

30分~40分
・ロングボールをレバが抑えてラフィーニャに。先制点と同じような形で裏に抜け出しも、右足でぶっぱなしチャンスロスト

・アルデレーテの強烈な左足ミドル。クリステンセンの中途半端なフィードから。

・アラウホ冷っとするロスト リコ持ち出しピンチもフランキーがカットして事なきを得る

40分~45分
・ラフィーニャ3回目のビッグチャンス。またも先制点と同じような形で抜け出し。
先ほどのシュートミスで委縮したのか今回はフェリックスへのパスを選択するも、長すぎてチャンスロスト。
びびんないで狙えよーと思った人は多いかも。。

【前半所感】
・硬直状態の長かったナポリ戦などと比べるとカウンターからチャンスが作れており、見ている側としては面白い。
結局2点目を奪えなかったのは残念。ワンチャンスでドローに終わったナポリ戦とは同じ轍を踏まないよう、早めの追加点が欲しいところ。
・クリステンセンのビルドアップ時の消えっぷり、シュテーゲンのパスミスなど、全体的なクオリティ不足を感じる45分
ヘタフェもチャンス創出に苦戦しているため0点で済んでいるが、CLでは致命的になるので改善してほしいところ。
・ラフィーニャが良くも悪くも主役。一点ゲットしたが二回チャンスを逃す。
・レバのポスト、フランキーの守備+つなぎ、カンセロの閃きは相変わらず光る

【試合レポート 後半】
交代:イグレシアス→カルモナ

45分~60分
・ミジャのシュートがポスト直撃。また追いつかれるのかなぁ。。と嫌な予感

・53分:フェリックスのゴール!!!
クリステンセンが長い距離をフリーラン、ラフィーニャのスルーパスを右サイドで受け取り 落ち着いてファーのフェリックスへクロスを通す。
あの位置まで進出するのは初?ビルドアップについて文句を言ってしまいましたが、失礼いたしました。。

・何度かクンデやレバが抜け出しでチャンス創出。レバのゴールはオフサイドで取り消し
ヘタフェ、2点目が精神的に効いたか激しい強度を維持できなくなってきており、ライン間の距離が間延びしてきたか。

・結構強めの雨が降り出す。ケガに注意

・クバルシがするするっと持ち出しからフランキーへ良いフィード。
何となくイニエスタやブスケツを彷彿とさせるカンテラのセンスを感じる

60分~70分
・61分:デヨングゴール!!!
デヨング→ギュンドアン→ラフィーニャ抜け出し→こぼれてデヨングという形で落ち着いてゴール。
デヨングは3節のビジャレアル戦以来の得点。13試合連続フル出場。他のクラブに行かないでくれー

63分ヘタフェ交代:・フェルミンロペス→フェリクス まだ試合に出たそう。。。

・フェルミンロペス早速ボール奪取して前へ展開。そのあとのルーズボール回収などセンス感じるプレー。

67分ヘタフェ交代:
グリーンウッド→オスカルロドリゲス
マクシモビッチ→マタ
ジェネ→アレニャ
・グリーンウッドは序盤のシュート以外ほぼ見せ場なし。問題を押しのけてほしい選手だとはこの試合だけでは思えず

70分~90分
・大量得点差になってきたため、試合は落ち着いた展開に。少しヘタフェが持つ時間帯が増えてくる。

75分バルサ交代
ラフィーニャ→ロメウ
クリステンセン→ロケ

77分ヘタフェ交代
モリバ→サンティアゴ

83分バルサ交代
ギュンドアン→ペドリ ギュンドアンには大きな拍手。
カンセロ→フォルト

・90分 フェルミンロペスゴール!!!
デヨングが持ち出し、ロケが抜け出しシュート、こぼれたところをダイレクトでロペスがゲット!

・その後は大きな波乱はなく試合終了

【終了後プチ情報+所感】
・5試合ぶりのクリーンシート
・ラリーガ選定のMVPはラフィーニャ
・ラミンヤマル、今季初のリーガ欠場(!)
・4点差以上の勝利はベティス戦以来。
・観衆36000人。ちょっと寂しい

・久々の快勝!シュートこそ本数を浴びるものの、ほぼ危なげない内容で試合を締めくくった。
中々ここまでラインを高く設定してくる相手は限られていると思うので、
このような試合がずっと続くとは思えないが、まずはこの勝利を喜びたい。
・2,3点目ともに中盤の選手のランニングが効いており、今後もこういった全体の連動に期待!

ラフィーニャおめでとう! 今日はここまで!

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