チャンピオンズリーグでの敗戦、ベルナベウでの敗戦と1週間の間に2つの主要タイトルを失い、今季が事実上終了してしまいました、、、
私もショックで立ち直るのに時間がかかってしまいましたが、ヤマルのこの言葉を信じ、また前を向いてバルサを応援していきましょう!
今回の移籍の噂は「オペレーション・ピボーテ」と銘打たれた、最重要ポジションであるアンカー補強に関する噂を集めてみました!
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バイエルンミュンヘン、ドイツ代表MF:ヨシュア・キミッヒ
今回のニュース:バイエルンとの契約は2025年までだが、延長交渉が中々進まず、、、サイドバックでの起用にも不満があり移籍を検討か?
一人目はバイエルンミュンヘン所属のヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)。1995年2月8日生まれのドイツ代表で、VfBベージンゲンでキャリアをスタートさせています。2015-2016シーズンにバイエルンに移籍して9シーズン目を迎えていますが、その間259試合のリーグ戦、80試合のチャンピオンズリーグ、84試合のドイツ代表に出場している経験値豊富なMFです
今回のニュースはキミッヒの契約とポジションについて。まず契約に関して、キミッヒの現行の契約は2025年で満了を迎える予定になっていますのでバイエルンとしては延長を打診していますが、中々進んでいない状況となっています
このまま2025年を迎えてしまうとフリーでの移籍となってしまうため、契約延長出来なければ2024年夏に売りに出す可能性が高くなります。さらに、アンカーのポジションを最重要として探しているバルセロナの思惑と、フランキーデヨングやアラウホに強い関心を持つバイエルンとの間で交渉が行われるだろうというストーリーです(バイエルンとしては5000万ユーロでの売却を希望だが、満額難しければトレードを絡めたい)
報道ではキミッヒ自身も次のキャリアステージに進みたいと考えており、昨夏シャビとの会話をしたことにより、マンチェスターシティやPSGなど他のクラブよりバルセロナでのプレーに魅力を感じています
もう一つの要因はキミッヒのポジションについてです。キミッヒはアンカーが本職とされていますが、サイドバックやセンターバックもこなしてしまう非常にマルチなプレーヤーです。最近はバイエルンではゴレツカやライマーに押し出され、ドイツ代表でもクロースの復帰に伴い右サイドバックでのプレーを余儀なくされています。3/2に行われたフライブルグ戦でも64分に交代させられるなど、不満を募らせており、今回のような移籍の報道に繋がっています
各種スタッツ:カンテラ育ちかと思わせるパス特化プレーヤー!
・Sofascoreでのヒートマップではピッチ中央からやや右サイドが赤くなっており、セントラルMFや右サイドバックとしてのプレー時間が長いことが伺えます
・FBREFの「似たプレイヤー」には元バルサのラキティッチ、レアルマドリードのモドリッチなどテクニカルな攻撃的プレーヤーが挙げられています
・得意なプレーはAssists(90分あたり0.28、98%) Progressive Passes(98%)などパス関する項目が並んでおり、イメージ通りのスタッツとなっています
・逆に低めのスコアはNon-Penalty Goals (90分あたり0.05ゴール)、Successful Take-Ons (37%)、Interceptions(29%)が挙げられており、 かなりパスに特化した現役時代のシャビを思わせるプレースタイルのようです
・Transfer MRKTの市場価値では6000万ユーロと報道より高めになっていますが、契約切れ1年前となれば移籍金は下がるでしょう
プレー動画
アラウホとデヨングを絡めるのは勘弁してほしいですが、今日紹介する中では2番目に可能性がありそうです。まだ29歳とまだまだプレー出来るはずなので、ラリーガでもう一旗揚げてもらいましょう!
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レアルソシエダ、スペイン代表MF:マルティン・スビメンディ
今回のニュース:「レアルソシエダでキャリアを通じてプレーするとは言えない」と発言
二人目はレアルソシエダ所属のマルティン・スビメンディ(Martin Zubimendi)。1999年2月2日生まれのバスク出身のスペイン代表。2001年の東京オリンピックにもU-24スペイン代表として5試合に出場した。25歳ながらすでにリーガ143試合に出場しており、近年のレアルソシエダの躍進を支えています
今回、レアルマドリード戦の試合前会見にて前述の発言をし、バルセロナ陣営が(勝手に)色めき立っているというニュースです。
シャビは以前からスビメンディが理想のアンカーだと表明しており、昨冬にも獲得を試みましたが6000万ユーロとも言われる契約解除金で断念しました。その後スビメンディはレアルソシエダとの契約を2027年まで延長しており、6000万ユーロの解除条項も引き続き有効となっています
ここまでの内容を踏まえると可能性は低そうですが、レアルソシエダはアレクサンデル・イサクを解除条項より2000万ユーロ下回る7000万ユーロで売却したこともあり、シャビ続投も決まったしもう一度盛り上げてみよう!という報道でした
各種スタッツ:攻撃も守備もこなす万能プレーヤー!
・Sofascoreでのヒートマップではピッチ中央からやや自陣よりが赤くなっており、まさにアンカーという位置取りでプレーしていることが伺えます
・FBREFの「似たプレイヤー」にはレアルマドリードのチュアメニ、リバプールの遠藤航など攻撃だけではない万能プレーヤーが挙げられています
・得意なプレーはPass Completion (86.6%)、Clearances(76%)、Aerials Won(76%)など守備に関する項目も並んでおり、身体も張れる万能ぶりが見て取れます
・逆に低めのスコアはShots Total (24%)、Shot-Creating Actions(26%)と直接ゴールにつながるプレーが課題のようです
・Transfer MRKTの市場価値では5000万ユーロと報道より低めになっています
プレー動画
スビメンディが実際に来る可能性はまだまだ低そうです、、、ただ、リーガも経験済みのスペイン代表なのでお金さえあれば大本命の一人。ナイキとの契約がうまくいって必要資金を捻出できることを期待して待ちましょう!
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レアルベティス、アルゼンチン代表MF:ギド・ロドリゲス
今回のニュース:今夏6月30日に契約満了。すでに交渉も開始しており加入可能性高め!
三人目はレアルベティス所属のギド・ロドリゲス(Guido Rodriguez)。1994年4月12日に生まれ、リーベルプレートでプロキャリアをスタートしたアルゼンチン代表MF。2016年からメキシコリーグで4年間プレーをし、2019-2020にベティスに移籍。ラリーガ5シーズンで132試合をプレーしたファイタータイプのMF
ギドの契約は2024年6月30日に満了となりますが、ここまで延長の動きはなく、このまま行けばフリートランスファーとなる見込みです。バルセロナがギドを狙うのは初めてではなく、昨夏も獲得を検討しましたが結局オリオルロメウを優先して獲得した経緯があります
何はともあれ実力のある一人はアンカーを獲得したいバルセロナと、キャリアアップを検討しているギドの思惑は一致しており、移籍はほぼ既定路線のように報道されています。まずはギドを確保しつつ、さらに難易度の高いオナナ、キミッヒ、スビメンディ、ウィーファーなどを狙っていくようです
各種スタッツ:守備特化のファイタータイプ!
・Sofascoreでのヒートマップではピッチ中央からやや右サイドが赤くなっており、まさに右ボランチのような位置取りでプレーしていることが伺えます
・FBREFの「似たプレイヤー」にはウエストハムのエドソン・アルバレス、エンポリのグラッシなどが挙げられています。(すみません、あまり存じ上げておりません、、、)
・得意なプレーはTackles(87%)、Interceptions(88%)、Clearances(96%)と守備の指標が軒並み高めに出ています
・逆に低めのスコアはProgressive Passes(15%)、Progressive Carries(4%!)など、お世辞にもビルドアップが得意なタイプではなさそうです
・Transfer MRKTの市場価値では2400万ユーロとなっていますが、移籍金はゼロとなりそうです
プレー動画
ギドは加入の可能性がかなり高そうですね。もしかするとバックアップ的な位置付けになるかもしれませんが、長いシーズンの中でファイタータイプは必ず必要になりますので期待しましょう!
今日はここまで!
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